「ヨーロッパ宮廷一の美貌」といわれたハプスブルグ家最後のオーストリア皇后
前編の「【ハンガリー①】憧れの場所♡」では、ハンガリーへの旅の経緯や、なぜハンガリーを訪れたかについて述べました。
理由①「【ハンガリー】第15回Japan Day出展」のおかげで訪れることができました。理由② シシ(Sisi)が大好きで、彼女が過ごした場所をいつか訪れたいと思っていました。
本編では、今回訪れたシシ(Sisi)聖地について詳しく書いていきます。
シシ聖地巡りまとめ:
- 「マーチャーシュ教会(Mátyás Templom)」
- 最も古いカフェである「Ruszwurm Confectionery」
- 「Sisi Statue」シシの像
- 「ゲデレー宮殿」
- 「nosztalgiafoto-godollo」でプリンセス変身
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
シシ(Sisi)とは誰?
エリーザベト・フォン・エスターライヒ(独: Elisabeth von Österreich、1837年12月24日 - 1898年9月10日)は、オーストリア=ハンガリー帝国の皇帝(兼ハンガリー国王)フランツ・ヨーゼフ1世の皇后。「シシィ」(Sissi, Sissy, Sisi)の愛称で知られる。(Wikipediaより)
彼女の夫であるフランツ・ヨーゼフ1世との結婚後、エリザベートはハンガリーに多くの時間を過ごしました。彼女はハンガリーの文化や言語を学び、ハンガリーの人々との関係を深めました。また、ハンガリーの王宮であるブダ城宮殿で暮らし、ハンガリーの王妃としての役割を果たしました。
シシの愛称で知られる皇妃エリザベートは、オーストリアで最も美しく、反抗的で悲劇的な皇妃でした。その生涯は暗い結末を迎えるという波瀾万丈の人生でしたが、今も人々に愛され続けています。(参考はこちら)
ハンガリーの街を歩くと、あらゆる場所でシシを見ることができます。
彼女が本当に愛されていたことを感じました。
最初にシシを見つけたのは、「マーチャーシュ教会(Mátyás Templom)」の中です!
背景にあるステンドグラスが彼女をより美しく映し出しています。
そして、この教会の近くには、この地区で最も古いカフェである「Ruszwurm Confectionery」があります。かつてシシもよく訪れたとされています。
(ここにもシシの写真が飾られました。)
実際に入ってみると、カフェは本当に小さく、しかし居心地がよく、幸運なことにすぐに入ることができました。さらに、シシがよく座っていたとされる奥のソファ席に座ることができました!もちろん、ケーキも美味しかったです。
続けて歩くと、建物の壁や街の中心部にシシの像「Sissi Statue」が立っているのを見かけました。
実はシシはオーストリアの皇后でしたが、息苦しい宮殿生活に対して、自由に生きられるハンガリーを深く愛していました。彼女が一番好きだった宮殿もハンガリーにあり、もちろん、そこにも訪れました!
少し郊外に位置していたため、電車で約1時間半かけて、朝早くに訪れました。到着したのは「ゲデレー宮殿」です。
この宮殿は派手すぎず、天井も大きな宮殿に比べて、比較的低い設定です。シシがこの場所を好んだ理由は、自身の故郷の環境に似ていて、居心地が良く、リラックスできるからだったそうです。
そして、サイトでプリンセス風の撮影ができると見て、予約して行きました。
ハンガリー語は読めなかったので、画像(下を参考)を見るとシシ風のドレスアップやヘアセットが施され、お城の中で写真撮影ができると思いました。これは絶対にやりたいと思い、気合を入れて朝イチのオープンより少し前に着いて、スタジオに向かいました。
(写真はazensisimより)
が、
サイトで見た写真とは全然違って、シシ風にドレスアップしたのは役者さんだとスタッフに聞きました!そのようなドレスは用意されていないし、ヘアセットもできないとのことでした。また、写真撮影はこのスタジオ内のみで行われるそうです。
ガーン!
撮影で使うカメラは100年前に使うものと同じで、セピア色の写真しか撮れないです。せっかく選んだサファイアブルーのドレスが、茶色になってしまいました。携帯でカラーの写真を撮りたいとお願いしたら、断られてしまいました... 泣
でも、それは素敵な経験であり、プリンセス気分を味わえたので、やって良かったです!
事前予約が必要なので、興味のある方はnosztalgiafoto-godolloのウェブサイトから電話で予約をしてください。何とか英語で通じました。
ちなみに、日本語の情報はどこを探しても見つからず、あまり知られていない穴場かもしれません。
続いて、お城の中の観光が始まります。
テーブルに並んでるのは世界的に有名なハンガリーの磁器:Herend(ヘレンド)
奥にある白い長いゴージャスなものは暖房です。
シシは乗馬が趣味でした。ウェストはわずか50㎝です!
壁はシシの好きな色である「すみれ色」に装飾されています。
この絵の中のシシは黒服を着ています。葬服しか着なくなったのは、彼女の夫である皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の死後、1898年以降です。フランツ・ヨーゼフ1世の暗殺後、エリザベートは深い喪に服し、その後はほとんど黒い服装を身に着けるようになりました。この喪服は、彼女が亡くなるまでの残りの人生を通じて特徴的なスタイルとなりました。
最後に、ギフトショップでシシの髪飾りをモチーフにしたピアスを購入しました。日本でも現在でも愛用しています。
他にも、シシの聖地巡りは隣の国であるオーストリアにもたくさん行きました。
内容について知りたい方は、コメント欄で教えてください!
今回、ハンガリーでのシシ尽くしの旅は本当に楽しかったです!
限られた時間の中、充実した内容を楽しむことができました。
シシが好きなすみれ色に連想される「iris(アイリス)」を身につけると、さらに特別な気持ちになりますね。